平成18年3月議会・一般質問
おはようございます。

先日は3月3日裸押し合い大祭に、井口市長、松原議長を始め大勢の皆様からお出で頂き、大祭委員会を代表して御礼申し上げます。
この裸押合い大祭は、平成16年2月に文化庁から「記録作成などの措置を講ずべき無形の民俗文化財」として、国より指定を受けました。18年度から3年間、国・市より助成頂き、記録作成に取組みます。    

今後は南魚沼市の国の「重要無形民俗文化財」として、日本一誇れる勇壮な裸押合い大祭にしていきます。そして、より多くの観光客でにぎわうよう、今後とも皆様のご指導ご協力を賜りたいと思います。議会の休会中とはいえ、忙しい中有り難うございました。
 
さて、旧3町が合併し初の新年度予算を決定する議会であります。新生南魚沼市の船出です。 国からの交付税が激減され、限られた財源の中で、次世代を担う子育て支援を主要策として、保育料の引き下げ、乳幼児医療費無料化の拡大、学童保育の充実。教育振興でも、学力向上のために2名の指導主事増員を等を盛り込んだ、18年度予算に賛意を表します。

それでは、先に通告致しました3点について質問致します。


1.一点目は人事評価システムの早期導入ついてです。
財政健全化の一貫として、市長は職員給与カットを断腸の思いで決断し、それに同意した、職員各位に敬意を表わすと同時に、更なる行財政改革が求められております。

所信表明の冒頭に、財政健全化に取組む強い意志が表明されており、緊縮財源の中で、更なる市民サービスの向上に努めると言っております。市長は常に市民サイドの目線で対応しております。しかし、63,000人市民に直接対応するのは、対応しているのは914人の職員です。

ある会合で、私には直接ではなかったですが、職員給与5%カットの話が出ました。職員は5%給与をカットされたから、仕事も5%しなくなる、サービスも5%低下するぞ。何のための合併なんだ…!と、言う話です。

この言葉を丸ごと本気には致しませんが、市民から見た職員像が、見事に浮かび上がっていると思いました。 

公務員という年功序列での給与体系。倒産も心配なく、かつ給与は一般的に企業より高いです。そして、同年代であれば仕事の出来る人も出来ない人も、仕事の遅い人も早い人も、ほぼ同じ給料で推移する。市民はそういう視点で職員の働きぶりを見ているのです。

市長は就任以来、職員の意識改革を求めております。又19年度から本庁方式の機構に見直ししても、職員気質・職場風土はなかなか変わらないと思います。機構が仕事するのでなく人が、職員が仕事するからです。

国はようやく重い腰を上げ、「人事評価システム」の導入を考え、ことしの1月1日から6月30日まで試行的に実施し始めました。 

職員の意識改革無くして、市民へのサービスの向上はもとより、安定した財政健全化・行財政改革はなし得ません。

一日でも早い「人事評価システム」の導入が必要と思いますが、市長のお考えをお聞かせ願いたいと思います。


2.2点目は山地災害の防止・農業振興、そして特に観光振興に欠かせない
   森林・林業振興について質問いたします。

当南魚沼市の面積は塩沢との合併で58,482ヘクタールとなり、森林面積は44,190ヘクタールで、76%を占めております。そのうち国有林は44%、民有林は56%です。県の林野率69%を上回る自然豊かな地域であります。

3月12日・十二講がやってきます。浦佐では、昔どこの家でも、ほこらを作り山の神様十二山大神を祭り、一年の山への恵みに感謝すると同時に、山の安全を祈願しました。山から湧き出る水は飲料水として、山に生える草は牛の餌として、杉の落葉はかまどの焚き火として、雑木は貴重な燃料です。山の斜面は子供の格好の遊び場です。もちろん春の山菜、秋のキノコは貴重な現金収入であると同時に大切な食糧でした。

このように昔は、山・森林は私たちの住民の生活と暮らしに深く結びついていました。

ところが、近年では文明の名の下に、豊かさを手に入れ、山・森林が市民の生活と暮らしから疎遠になり始めました。

しかし、この森林はご案内のとおり、豊かな水を育み、山地災害を守ると共に、豊かな生活や雪国文化を醸成する源にもなっています。

この豊かな森林資源が、管理が行き届かず、山ハゲや荒廃森林が増加傾向にあります。このことによって森林のもつ公益・多面的機能の低下に落ち入るばかりでなく、グリーンシーズンの観光を新たに創設していこうという当市の観光戦略からも、山が荒れると言うことは大変なことであります。

私は当市の景観・魚沼コシヒカリを生産する水田、そして鮎の住む魚の川を将来とも保全していくためには、川上に位置する山・森林機能を守り高めていくことが肝要と考えています。

又、中越大震災や近年のなだれ、地滑りの発生からも災害に強い森林作りが必要なことを実感している所であります。

そこで、「自然・人・産業の和で築く 安心のまち」南魚沼市を確立するために、その根幹である自然(山)、森林・林業振興を今後どのように進めるのか、森林整備の面と・木材産業振興の両面からお聞きいたします。


3.大和都市計画事業見直しに関する答申書について

 都市計画の歴史は、昭和46年10月12日上越新幹線浦佐駅停車決定を受け、昭和48年3月に大和町都市計画基本計画が決定した。

 面的整備としては、昭和50年代に国際大学(62.8f)、北里保健衛生専門学院(15.8f)、平成4年に県立国際情報高等学校(3.5f)、八色住宅団地(2.7f)そして、土地区画整理事業として昭和50年代に浦佐地区で4カ所(44.3f)が整備されました。

 都市計画道路完成実績としては路線本数16本、路線延長18,890メートル、完成率34.4%となっておる。完成路線は3路線、他はほとんど未着手である。当時、新幹線浦佐駅停車で大和町の人口は、3万人位になると予測し道路を計画したと聞いております。

 計画した当時と日本の経済事情、社会環境が大きく変わり、現在とそぐわなくなっております。平成14年12月に住民説明会を開催し、平成15年5月に、町長より13名が委嘱を受け見直しの検討にはいりました。       

 6回の検討委員会を開催し、平成15年11月11日に当時の秋山大和町長に「大和都市計画事業見直し」に関する答申を致しました。答申の内容については翌年の5月に浦佐地区5会場で説明会を開催し、答申内容について異論はほとんどありませんでした。

 答申内容については省略致しますが、答申後の経過と今後の取扱いについて市長にお考えお聞き致します。特に交通安全上、危険な都市計画道路(多聞橋からクランクに曲がる)の見直しについて求めます。   



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